広背筋緊張由来の腰痛

腰痛の治療のパターンを増やす。


今回は初めて治療のことに関してまとめます。

良かったら小ネタにどうぞ🤗



腰痛は多くの発痛パターンがあります。


私も自身の中にいくつかの治療パターンがありますが最近は広背筋のみを緩めて痛みが落ち着くケースに遭遇しています。(ほんと少数例ですが)


図:広背筋



例えばL4/L5付近やその上下腰椎部周辺に痛みがあって、前後屈時痛がある時。


腰を治療してよくならない場合、広背筋を緩めると症状が改善する事があります。





まず広背筋に左右差がある事を確認します。

私は触診の時に肩甲骨外側部にある広背筋をつまむように確認します。


↑ ↑ちょうどこの図の広背筋部を把握します。


背面では筋が薄いため触診がしにくいので私はこのように行なっています。


私はこの部位に中心から外側に向けて鍼を斜刺で入れます。

そして鍼通電を行い広背筋が収縮している事を確認します。

(大円筋に入らないように注意が必要です。)



これは広背筋の過緊張により腰椎の前弯ストレスが増強し椎間や腰部周囲筋(特に多裂筋部)に痛みが出ているのでは?と考えています。



腰部を治療して思ったような変化が出にくい時に良かったら使って見てください。


特にスポーツ動作で広背筋が疲労している時なんかに良いかもしれません。



こまつ鍼灸院