私が学生だった頃はヘルニアは手術しないと治らないもの、と教わってきました。
今でも整形外科の先生でも手術をどんどん進めてくる方がいると、時々耳にします…。
現在ヘルニアは自然吸収が起こると言われています。
血液の中のマクロファージと言う組織が、ヘルニアを『異物』と認識し 取り除いてくれると言う事がわかっています。
初期の安静等、必要な要素はありますが必ず手術しないといけない、と言うわけではありません。
この理屈から言ってもやはり鍼治療は有効です。
鍼を打った部位は血流が増加します。
ヘルニアが起こっている部分に刺激する事ができれば、このマクロファージを患部に集める事ができます。
実際、私もこれまで多くのヘルニアで悩まれている方の治療に対応してきましたが、明らかにご本人含めて反応が良いです。
治療の際のポイントが大切です。
『しっかりと原因のポイントに刺激を入れれるか?』
『鍼を打って置いておく時間』
『どのくらいのペースで治療するのが良いのか』
などなど、技術的、経験的に必要な要素があります。
ヘルニアになりたて、もしくは長年ヘルニア由来の症状に悩まされている方、ぜひ一度ご相談頂ければと思います!
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